フェノメナ・マツキヨです。
スマートフォンを操作していると、いろいろなアニメーションを目にします。
ユーザー操作に対してソフトウェアーがアニメーションで返事をしてくれ、「ボタンをタップしましたよ」「画面を切替えました」「最後までスクロールしました」「元の画面に戻りました」・・・さりげなくアニメーションで対話が行われます。
ところで、画面操作にきちんとしたアニメーションを持ち込んだのは当然ながらアップル社です。
iPhoneが登場した際、あまりに心憎いアニメーションが実際の端末上で滑らかに動くことに驚嘆しました。私が一番気に入っているのはロック画面で間違ったパスワードを入力した時の反応です。
間違った回答をした時、先生が左右にブルブルと首を振っているような動きをします。まさしく「アニメーションによる対話」の手本だと思います。
アップル社のすごい所はこのブルブルアニメを1999年にリリースしたMac OS9に盛り込んでいたことです。(現在のOSXには何故か採用されていませんが・・・)
私はどうしても理屈で考えてしまい、なかなか「ブルブルアニメ」のようなウィットに富んだデザインが生み出せません。
でも、いつかは「これだ!」と自慢できるアニメを創りだそうと修行を続けてます。