フェノメナ・マツキヨです。
フェノメナの営業デモ用に自動車インパネのHMIプロトタイプを制作しました。
メーターパネル、センターディスプレイ、ステアリングスイッチの関係と機能配分を最適化して「理解しやすく」「操作しやすく」「高い質感」を模索するためのプロトタイプです。
これからは自動運転やインターネット接続など今まで存在していなかった操作要素がどんどん自動車に追加されつつあります。
機能増加にドライバーが対応できない状況を避けるため、ソフトウェア面でのHMI品質を高めていく必要があります。
そのためには、操作要素の整理整頓と試作を繰り返して操作フィールを地道に高くしていくデザインが必要です。
この分野ではドイツ勢が先行しており、日本のメーカーはまだまだ寄せ集めでHMIを構築している感じがします。
ところで・・・車を運転しているとスマホを操作することができません。
1時間運転を続けると、その間LINEを使うことができなくなるわけで、これが理由で「車の運転したくない」人も増えてくるのではないでしょうか。
こういう課題に対処していかないと若年層の車離れを鈍化させることが難しそうです。