「利用者視点」と「思いやり」

yamaです。
今回は、利用者視点について、普段感じていることをお伝えしたいと思います。
(これについては、様々な考え方があると思いますので、個人的な解釈として受け取って頂ければと思います)

さて、私たちは、ICTサービスを提供する際、利用者のことを常に考えています。

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では、お客様(エンドユーザー)以外の、例えば職場や取引先に対して「ユーザーの目線」は必要だと思いますか?

私は、どのような相手でも「利用者視点の考え方」は必要だと思っています。

例えば、 

 「今、作っているこの資料は分かりやすいかな?」
 「こんな風に画像パーツ渡したら、実装の人が作業がしやすいかも?」

このように、相手のことをちょっと意識するだけで、グッと資料の質が良くなったり、コミュニケーションが円滑になったりしますよね。

いわば、利用者視点の考え方とは、相手のことを思いやる「気づかい」でもあると思います。

そう考えると、ICTサービスに限らず、コンビニ、飲食店、銀行、役所、etc…、サービスや施設など、利用する方がいらっしゃるところには、その何らか形やサービスになっている「利用者視点」があるはずです。

ですから、「利用者視点ってよく分からないなぁ」…という方は、まず周りを観察してみることをお勧めします。webサイトやアプリを調べたり実際に触ってみたり、もしくは、普段よく行くコンビニや飲食店で観察してみてはいかがでしょうか?

そこで「この機能(サービス)が逆に無かったらどう思うだろう?」とか「この情報があって嬉しい、良かった」と考えてみてください。そうすることによって、その機能やサービスの<利用者に対する思い>を感じ取れるようになると思います。 

もちろん、漠然と理解できるようになったとしても、「今」を観察することが重要です。「昔は~だったからこれで良い」と決めつけずに、「昔は~だったけど、今は~になったんだね、では、こうしたら良いのでは?」と柔軟に考えることで、利用者視点の幅が広がると思います。

あ、過剰な気遣いは逆効果になりかねないので、ほどほどに… ^^;

ありがとうございましました。

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