フェノメナエンターテインメントの「おっちゃん」です。
Android7向けにアプリケーション画面を作成する場合、気をつけなければならない追加機能について書きたいと思います。
Android7では、表示解像度をユーザーが変更できる機能が追加され、これにより同じ画面サイズでも表示できる情報量が変化するようになりました。
さらに文字サイズの変更機能も残っているので、最小文字+最大解像度、最大文字+最小解像度では、表示量にかなりの違いがでてきます。
下図はNEXUS5Xでの具体的な例です。
ご覧の通り、同じ端末でも見た目の情報量が異なることがわかります。
よって、Android7での画面を作成する場合は、リキッドデザインでの作成が必須になり、これまで端末限定で解像度の変化に対応していなかったアプリケーションでも対応が必要となります。
可能であれば、レスポンシブデザインで作成し、解像度の変化に合わせ画面の構成や並び方を変化させることができれば、より良いアプリケーションになると思います。
Googleは、Androidのバージョンを上げるたびに、プログラマやデザイナーに難問を押しつけてきている気がしますが、うまく対応ができればより良いアプリになると思われますので、がんばって対応していきましょう。