こんにちは、
フェノメナ技術担当のレミです。今回はHTML「tabindex」の使い方をご紹介します。
tabindexプロパティは、2つの役割をもっています。
1. 本来tabキーでフォーカス(選択)不可能なエレメントをフォーカス可能にする。そしてその逆。
2. フォーカスの順番を指定する
デフォルトでフォーカスできるエレメントはいくつかあり、、
、
がその例です。ユーザが「tabキー」を押すと、それぞれのエレメントにフォーカスが移ります。UIに関しても、アクセシビリティーに関しても大切な機能を果たしています。
しかし、をボタンに見せたデザインにしたときは、どうなるでしょうか?
tabキーを押してもそのspanボタンが選択されないですね。。。それを選択 / フォーカスを出来るようにするためには、「tabindex=番号」を付ける必要があります。(番号は、1以上です。)
その「番号」というのは、選択されていく順番を示すものです。デフォルトでは、HTMLのDOMを上から下に選択されていくのですが、それを微調整したくなったときに細かく番号を設定してみると便利です。
また、を使っているが、それをフォーカスされると困ると言う場合もあるかもしれません。そのときは、tabindex=0(ゼロ)にすることによって、tabキーを押してもフォーカスが移らなくなります。
以上になります。ぜひ、次のプロジェクトに、このtabindexプロパティの実装を検討してはいかがでしょうか!