こんにちは。すーさんです。
前回はクロスプラットフォーム開発環境の「Xamarin」について簡単に説明しましたが、今回は画面のUIを共通化できる「Xamarin.Forms」について触れようと思います。
UIを共通化できるといっても、使用できるのはそれぞれのプラットフォームで共通なUIコントロールのみで、あまり数は多くありません。
チェックボックスやラジオボタンはAndroidでは比較的利用頻度が高いですがiOSにはないので、Formsのコントロールとしては提供されていません。
また、XAMLでコーディングする場合、ビジュアルで編集できるエディタが今のところ提供されていないので、全て手作業になります。
Xamarin.Formsでの開発に適しているのは以下のような場合になります。
・プラットフォーム固有の機能をほとんど利用しないアプリ
・UIよりもコード共有が重要なアプリ
・XAMLでの開発に慣れている開発者
プラットフォーム固有の機能を多く利用したい場合は、Xamarin.AndroidやXamarin.iOSでの開発が適しています。
以下はXamarin.Formsで提供されているコントロールを配置してAndroidエミュレータ(左側)およびiPhoneエミュレータ(右側)で実行した画面になります。
まだまだ日本語での情報が少ないので試行錯誤が必要ですが、時間を見つけて調査をしようと思います。
また、Xamarin以外のクロスプラットフォームの開発環境についても調べてみたいと思います。