Android Material Design 3

もう、ご存じの方も多いと思いますが、GoogleのUI向けデザインガイドラインが「Material Design 3」として大きく変更されました。

一番話題になっているのは、「ダイナミックカラー」と呼ばれる機能です。
「ダイナミックカラー」とは、ホームやロック画面の背景画像を変更することでAndroidOSが色を抽出しアプリケーションに設定するカラーパレットが作成されます。
ユーザーは、作成された最大4パターン+基本4色から好きな色を選ぶことで、アプリケーションのアクセントとなる色を対応アプリケーションに反映します。

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AndroidのAdaptive Icon作成方法

こんにちは。
フェノメナエンターテインメント デザイン担当の山男です。

AndroidのアプリアイコンはOSバージョンに伴って徐々に変化してきていますが、今現在はAdaptive Icon (アダプティブランチャーアイコン) というものが主流になっています。

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「デザインと、音楽と・・・」

デザインと音楽の共通点、それは作る側と見る(聴く)側の感性が近いか、隔たりがあるかで評価が大きく異なることではないでしょうか?
誰にとっても絶対的に良いデザイン、誰にとっても絶対的に悪い音楽、というのはあり得ないんでしょうね。
だから制作する側では、「誰に」向けて発信しようとしているのかを考えることが大切なように思います。

私は1990年代、音楽業界と関係の深い仕事をしていました。
たくさんの新人デビューを見てきましたが、20数年たった今でも脳裏に焼き付いている2人(2組)のミュージシャンがいます。

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「iOS15」で何が変わるのか

こんにちは。
フェノメナエンターテインメント デザインチームのニキです。

日本時間の2021年6月8日午前2時に行われた、Appleの開発者向けカンファレンス「WWDC21」で「iPhone」や「iPad」や「mac」などの各OSのアップデートが発表されました。その中でも話題の中心になりやすい、「iPhone」のOSである「iOS」のアップデート全体としての印象は、デザインの方向性が大きく変わるようなアップデートではなく、「使いやすい環境を整えていく」ような印象でした。

次期iOSのバージョンは「iOS15」となりますが、対応端末は「iOS14」と同様で切り捨てられる端末はないため、「iPhone 6s」や「iPhone SE(第1世代)」も引き続きアップデート対象となるようです。
また、「iOS15」は2021年秋にリリース予定なのでそれまで使えないです。そのため、本記事は体験談としてではなく、発表された中で「使いやすくなりそう」と思った内容をいくつかピックアップしようと思います。

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システムフォントついて

フォント

こんにちは。
フェノメナエンターテインメント デザインチームのニキです。
画面デザインを行う際、実際に表示される状態に近くなるよう意識して作成していくことが大切であると考えています。その時に意識するポイントとして、フォントをどうするかがあります。iOSやAndroid向けなどのアプリでは、ほとんどの場合に初めからOSにインストールされている「システムフォント」を使うと思います。Webサイトの場合は「システムフォント」以外にも、ネット上にあるフォントデータを呼び出して使う「Webフォント」を使用することもあります。アプリ作成の初期段階で使用するのはどのようなフォントなのかを決めて、画面デザイン時にも用いることで、デザインと実際に表示される状態とのイメージのずれを少なくすることができます。
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ミニマルファブ

こんにちは。すーさんです。

今回はミニマルファブ構想について触れたいと思います。

ミニマルファブ構想というのは、産業技術総合研究所(産総研)が主体となって進めている、多品種少量および変種変量生産ニーズに適応した新しいデバイス製造システムの構築を目指しているプロジェクトです。

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