こんにちは。すーさんです。
今回はミニマルファブ構想について触れたいと思います。
ミニマルファブ構想というのは、産業技術総合研究所(産総研)が主体となって進めている、多品種少量および変種変量生産ニーズに適応した新しいデバイス製造システムの構築を目指しているプロジェクトです。
従来の半導体製造装置での半導体生産はメガファブと呼ばれ、大規模な工場と巨額の設備投資が必要となります。
それに対して、ミニマルファブは、製造装置を小型化/装置内を局所的にクリーンルーム化することでクリーンルームを不要とし、製造に必要な資源もメガファブと比較して軽減できることが期待されています。
参考サイト:
〇一般社団法人 ミニマルファブ推進機構
https://www.minimalfab.com/
〇産総研 ミニマルシステムグループ
https://unit.aist.go.jp/neri/ja/teams/05_minimal/index.html
〇ミニマルIoTデバイス実証ラボ事務局
https://unit.aist.go.jp/kyushu/minimallab/index.html
半導体製造という産業分野に弊社がどのように関係しているかというと、ミニマルファブ製造装置の操作画面のデザインを担当しました。
また、デザインするにあたり、全装置で操作部を統一するため、ガイドランの策定もしました。弊社ホームページで策定したガイドラインの概要を見ることができるので、もしご興味がありましたら閲覧していただければと思います。
〇minimal 装置のUIデザイン
http://www.phenomena.co.jp/phenomena/topic/topic_minimal.html
ガイドラインについては、上記サイト内の「発行されたガイドイランの概要資料」からご覧いただけます。